ツイステッド


2005.7.27 使い古された女捜査官もの 【ツイステッド】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
流行の女捜査官もの。もはやありきたりとも思える材料だが
何か変化を持たせようとしたのか??見終わってみると高い能力をもっているはずだが
それほど効果的な捜査をしたわけではない。
もう少し特別優秀だということをアピールしてもよかったのではないか?
犯人は直前までまったく予想できなかったが、
よく考えると他にもっていきようがない。意外ではあるがそれだけだ。

■ストーリー
サンフランシスコで次々と発見される男性の殺害死体。
事件を担当するのは、市警の捜査官に就任したばかりのジェシカだ。
やがて被害者に共通点が発見される。
それは、彼らがすべてジェシカとベッドを供にした男だという事実だった…。

■感想
冒頭からジェシカを二重人格などによる殺人犯にしたてあげようそしており、
それにまんまとはまってしまったが、まあそのまますんなりいくとは
到底思えなかった。
恐らく本作を見る人でサスペンスに慣れていない人には僕と同じ
感想を持つだろう。

ところどころに数々の伏線らしきものを張り巡らせ、それを効果的に
つかっている場面もあれば、なんの為の伏線なのかまったく分からないものもある。
向かいの家の窓からずっとジェシカの部屋を覗いている老婆は結局のところ
なんだったのだろうか?
あれほど印象深いシーンをかなり流していたのに、結局それに対しての
説明はまったくない。
忘れていたのだろうか?または意図的なのだろうか?

他の作品と決定的に違う、本作のアピールポイントがよく見えない。
しいてあげればジェシカが淫乱だというところだろうか(笑)
それがきっかけで事件を複雑にしているのだが、それをアピールポイントにするには
イマイチ弱い。男に走る理由も語られていないので、ホントにただの
好き者という印象しか残らない。


最後に犯人が分かったときにあっと驚くような純粋な人にはいいかもしれないが
サスペンスを見慣れている人にとってはありきたりかもしれない。



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