遠い空の向こうに


2005.7.6 夢は叶うもの 【遠い空の向こうに】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
夢を持つことのすばらしさ、誰でも夢を叶えたいと思う。
このまま何もしなければ不本意だが自分の希望しない職に就き問題なく平穏な
生活を送れるのだが、自分の夢に邁進する。
夢を追い続けている人や諦めきれない夢がある人にはものすごく好感が
持てる作品であるだろうし、見終わると前向きな気持ちになり
夢を追い続けようという気持ちになる。


■ストーリー
1957年、ウエストバージニア州の田舎町に住む、ソ連の人工衛星打上げに触発された高校生のホーマー。
炭鉱夫の息子は炭鉱夫になるのが常識だった時代に、父親の反対を押しきり、
ホーマーは3人の仲間と女教師の助けを得て、ロケットを作り始める。
周囲の反対にもめげず、星を目指して新しい運命を切り開く。
そんな少年たちの希望と決意が勝利する、驚くべき真実の物語である。

■感想
現在NASAに勤務するホーマー・ヒッカムの実話らしい。
実話ということで、ただの夢物語であり、きれい事だと言う言い訳はできない。
夢を追いかけ続け、実現することが可能であり、本作を見て自分が夢半ばで諦めた
事に対して後悔する人もいるかもしれない。
それほど、人を前向きにさせ、やる気を起こさせる作品だ。
逆に言うと、夢を諦めきった人にとっては辛い作品かもしれない

現在の仕事から自分に何か変化をもたらしたい人や、夢を追い続ける人。
それぞれ生半可なことでは実現できないだろう。そうゆう現実から目を背けることなく
大変な努力無しでは実現することができないという泥臭い部分も
あからさまにしている。

きれい事ではできない。夢を追い続ける為の障害は何も自分のことだけではなく
家族のトラブルも関係してくる。そのへんも全て明らかにしている。

前向きにやっていこうというパワーを貰える作品なのだが、バイタリティ溢れる
主人公達の活動ぶりに払拭され、影響をうけるが、自分にはそれほどパワーが
なかったと気づいたりもした。
夢に対してどれほど情熱を持ち続けることができるかが関係しているのだろう。

自分の夢を再確認するのには良い作品だ。



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