Shall We Dance?


2005.4.13 ハリウッドらしい作品 【Shall We Dance?】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
日本版を見ていない僕にとっては本作を先入観なしに見ることができた。
率直な感想は、明るく楽しいハリウッド映画らしい作品だと思った。
不倫色が強いのかと思ったがそうでもなく、さわやかに家族愛も
含まれている。

■ストーリー
美しい妻と娘との生活にちょっとギクシャクしたものを感じていた中年男性が、
通勤途中の電車から見えたダンススクールの窓辺に佇む美しい女性にひかれ、
スクールの門を叩く。
そして踊ることの楽しさに目覚めた彼の退屈な日々はイキイキと変化していき…。

■感想
ダンスが身近なアメリカだからなのか、恐らく日本ほど社交ダンスというものに
対する抵抗はないように思われる。
魅力的なキャラクターが多数登場し、それぞれがみんな最終的には幸せになっている
のでそれも好感がもてる。
明るい気持ちになりたい時に見るにはもってこいの作品だ。

家族愛も重要視されているようで、何不自由なく暮らしている主人公とその家族。
ものすごく絵に描いたような幸せなアメリカ家庭だ。
ダンススクールの教師に憧れるというのを想像していたので、もっと不倫色が強いのかと
思っていたが、全然不倫のふの時もでてこなかった。
その辺は家族を大事にするお国柄が関係しているのか?

高校の卒業パーティーなどでダンスをする習慣がある国なので、当然のように
女性はダンスがうまいというのが前提にあるようだ。
うまくダンスを踊ってモテたいとか、ダンスがうまい女性と仲良くなりたいとか。
動機は不純だけど、みんな始めるのはそんな動機なんだよってことで
ものすごく共感できた。

本作はわりとどの年代の人が見ても楽しめると思うが、平凡な日常を打破したいと
考えている40,50代のサラリーマンのお父さん方に本作を見て、
何か始めるきっかけにして貰いたいと思った。



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