セブンソード


2005.10.20 7剣の個性がイマイチ 【セブンソード】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
中国版7人の侍と言うべき作品なのだろうか? 7人それぞれ個性的な剣を持って戦うのだが、7人のキャラクター分けがうまくいっていない。 7人の中でチュウ・チャオナンとヤン・ユンツォのみ特別扱いで、他のメンバーに対する説明不足を感じた。 武装の村人が剣をもったからといって七剣のメンバーになったり・・・・ 作品自体はとても長いのだが、中身はダラダラと冗長に感じてしまった

■ストーリー
1660年代中国を支配した新政府は武術の研究と実践を禁じる禁武令を発布した。この法令に便乗し 強欲で冷酷非情な風火連城は中国の北西部一帯で略奪を繰り返し、明王朝の残党を次々と抹殺。 風火連城にとって最大のターゲットは、反清王朝の強硬派が住む寒村──武荘という集落だった。 武装を守ろうとするフーは同村の武元英(ウー・ユエンイン)(チャーリー・ヤン)と 韓志邦(ハン・ジィパン)(ルー・イー)を連れて、遠方の神秘の山“天山”へ出向き 腕のいい4人の弟子を武荘へ派遣してもらうことになった・・。

■感想
それに比べて敵キャラクターは分かりやすい悪役で、 ヘンなメイクをして色物キャラにありがちな 派手な武器をブンブン振り回している。それはとても分かりやすくて良い。

時間的には2時間半以上あったのだろうが、内容がそれにともなっていないような気がする。 後から考えるとどうしても思い出せない。何にあれほどの長時間をかけていたのだろうか? 簡単に言ってしまえば悪役から正義の7人が村を救い、そのまま悪役の親玉を倒すという 非常にシンプルな物語のはずなのに・・・。

所々に余計なものは確かにあったが、それがほとんど思い出すことができず、 効果的ではなかったのかもしれない。

終わり方が如何にもこのまま続きがありますよという感じで、続編を臭わせているのだが、 続編を作るのであれば、もう少し本作で七剣の個性を明確にして、それぞれにエピソードを 持たせて興味を引かせるようにしてもよかったのではないだろうか?

アクションシーンはさすがにすばらしかったが、そこでも剣の個性を出してほしかった。



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