2005.6.30 見ると元気が出る 【スクール・オブ・ロック】
評価:3
■ヒトコト感想
元気が出てくる作品。落ち込んだ時などは是非見てほしい。
展開はありきたりだが、それが分かっていても十分に楽しめるし元気がでる。
なんでもやればできそうな気持ちになり、何事にも前向きになれる。
このタイプの映画は沢山あるが、最後のライブのシーンも分かっていながら
見ると鳥肌がたってしまった。
ロック嫌いな人でも感銘を受けるだろう。
■ストーリー
友人になりすまして名門小学校の代用教員になったロック・ミュージシャンのデューイ。
教えることのない彼は、本業のロックの知識と精神を語り始める。
やがて生徒たちも興味を示し、クラス全員でこっそりバンドバトルに出場することに…。
■感想
ミュージシャンでもある俳優ジャック・ブラックの言葉には随所にうならされるものがある。
ただ単にダメ教師が適当な言葉を並べ立てているようだが、実はとてもよいことを言っている。
その言葉1つ1つに真実味があり、その言葉の重みに気づいた子供達が協力しあうさまも
見ていてとても感動的だった。
子供達の演奏はどうやら全て本人達が演奏しているらしい、全て本物なので、それが
あの迫力を生み出していたのだろう。これが形だけで吹き替えを行っていたらあそこまでの
迫力は生まれなかったと思う。
ロックバンドをクラスに持ち込み、演奏メンバー以外にも裏方としてクラスの生徒を
割り当てるあたりは、ともすれば批判の対象になりかねない。
誰でも裏方よりは注目されることをやりたいはずだ。
しかし、裏方の重要性を説明し、子供達の教育にも言い影響をあたえるような
ことを自然に行っているようだ。
感動させようとしているわけではないのだろうが、最後はとても感動してしまう。
ありきたりな展開で、最後はこうなるだろうと予想はついていたがそれでも
感動してしまう。子供達の一生懸命な姿とすばらしい演奏。
それら全てを引き出したジャック・ブラックもすばらしかった。
あの小太りで決して綺麗とは言えないルックス。それらがすべてマッチしている。
本作をジャック・ブラック意外がやると全く違った物になりそうだ。
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