リーピング


2007.11.19 真っ赤な川はインパクト大 【リーピング】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
奇跡を信じず、科学的に解明しようとする大学教授。その教授が不可解な現象が起きる町へ行き、どのようにその現象を解明するのか。最初のトーンでは、不可解な現象にはすべて科学的根拠があるという流れだったが、途中からはありえない現象のオンパレードのホラーとなってしまった。信仰心がテーマとなっているので、キリスト教になじみがないと辛いかと思いきや、そのあたりは気にしなくていいようだ。ただ、最後の確信に迫る場面で、イマイチ納得できなかったのは、信仰心に疎いからだろうか。映像的インパクトは相当なものがある。

■ストーリー

大学教授キャサリン・ウィンター(ヒラリー・スワンク)は奇跡を信じない。今までに彼女が解明できなかった“聖なる”謎は一つもなかった。そんなある日、アメリカ南部の小さな町ヘイブンの教師ダグ・ブラックウェル(デビッド・モリッシー)がキャサリンのもとを訪れ、町の人々が神のなせる業だと信じている一連の不可解な出来事を解明してくれるよう頼むのだが…。

■感想
川が真っ赤に染まり、魚が死んでいく。牛が病気になり、人にまで感染する。不思議な現象のオンパレードで、悪魔の仕業としか思えないような展開だ。そして、この流れでひっぱりながら、最後には鮮やかにその元凶を暴き、科学的根拠で不思議な現象を論破するのかと思っていた。しかし、物語はそう簡単にはいかなかった。どう考えても、説明できない現象がでてくると、それをどう説明するのか、その部分でワクワクした。悪魔的不思議現象ならば、普通のホラー映画で見飽きているからだ。

人は疑心暗鬼になり、空からカエルが降ってくる。そして、焼き魚に突然ウジがわき、バッタの大群が押し寄せる。すべての映像がやけにリアルで気持ち悪かった。不思議な現象対科学というのは、昔からある図式だが、こうも目の前で不思議な現象が起きているのに、まだ、科学的根拠を探そうとする教授たちには脱帽するしかない。

結論へいたる道筋がイマイチちゃんと理解できなかった。悪魔だの天使だの、古い言い伝えにのっとって物語りは進んでいるようだが、結局何が言いたかったのか。何が原因であのような不思議な現象が起こったのか。ある程度説明されるが、それだけで、あれほど大掛かりなことが起きるのだろうか。宗教的信仰心も物語の鍵となっているようだが、信仰を持つことが当たり前のアメリカだから、すんなりと受け入れられるのだろう。日本であれば、違和感を感じるのは間違いない。

押し寄せるバッタの大群、そして、落ちてくる火の玉。映像的見所は沢山あるが、ストーリー的には判りづらいかもしれない。



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