コックリさん


2005.5.1 貞子のパクリか? 【コックリさん】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
リングのパクリというか貞子のパクリのような気がする。
ホラーといいながらも、それほど恐怖感はない。
それはなぜかと考えると、前半にはもう恐怖の源がはっきりしていて
それ以上に特に何か新たな恐怖の元となるような物が出てこないからだ。
ホラーには重要な恐怖を誘うような効果音もなかったからか?

■ストーリー
深夜の教室から怪しげな呪文が聞こえる。
──声の主は、転校生のユジン。彼女とその友人は机を囲み、
イジメを繰り返すクラスメートに対して、≪コックリさん≫で呪いをかけていた。
翌朝、2年7組の29番の席で変死体が発見された。
被害者は、≪コックリさん≫で呪いをかけられたクラスメートのひとり。
やがてクラスメートたちは、次々と謎の変死を遂げていく…。

■感想
最初の五分が怖い。それ以降はなんかダラダラとドラマが続くだけのような感じだ。
ところどころにリングのパクリらしいところがあり、最初から恐怖の元となるものが
姿を現すのだが、それがどうにも貞子にそっくりだ。
意識して似せているような感じがする。

まあ、日本で有名なコックリさんとは微妙に違っていたり
(僕の時代では本作のようなやり方はキューピットさんと言っていた。)
コックリさんとタイトルはついているが、物語にはほとんど関係ないような
気がするのは僕だけか?
取っ掛かりとしてコックリさんを使っているだけだ。

もうちょっとコックリさんなり呪いの元凶なりをぼやかして
引っ張りつつも、犠牲者が増えていくというような感じにすればかなりのめり込めた
んじゃないかと思う。
韓国のホラー映画を見たのは本作が初めてだが、このレベルであればホラーは日本の
方が上かもしれない。

本作の中で無名だがキム・インスク役の女の子はとても神秘的で、
ミステリアスな雰囲気を持っているので、これから大化けしそうだ。



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