インファナルアフェア/終極無間


2005.5.19 真剣に見ないと混乱する 【インファナルアフェアⅢ/終極無間】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
集中して見ないと置いてけぼりを食う。
ただでさえ過去、未来が入り組んだ構成になっているのに、
さらに妄想まで加わるので、真剣に見ていないと
「あれ?こいつってまだ生きてたっけ?」って感じになってしまう。
それに対応できれば、今までの集大成として面白い作品だ。

■ストーリー
ヤン(トニー・レオン)の死後、
精神的にボロボロになったラウ(アンディー・ラウ)には
他の潜入マフィアを始末する仕事が残っていた。
ラウは過去にサムの商売相手だった本土の大物シェン(チェン・ダオミン)と
接触していた保安部の警官ヨン(レオン・ライ)を潜入マフィアだと疑い始めるが・・・


■感想
全ての集大成なので当然1,2作を見ていないと全く意味がわからない。
まあ、本作をいきなり見る人はいないだろう。
1,2作を見ている人でも油断していると、訳が分からなくなる可能性がある。
まず、時系列がごちゃごちゃしているし、やっかいなことにラウが
ところどころで妄想を繰り広げる。
そのせいで集中してみないと混乱すること請け合いだ。

新たな登場人物が出てくるあたり、後付のような気がするが
3のストーリーには欠かせない人物だ。
本作ではヤンがかなり優遇されている。
1のかわいそうな感じとは一変して良い感じだ。
逆にラウは1と比べて随分と苦しい表情が多いのが印象に残った。

回を重ねる毎にラウしかり、激しくキャラが変わっているような気がする。
特にサムは回をおうごとにいい人になっている。
その変化を見るのも楽しいかもしれない。

シリーズ内で好みはいろいろとあるだろうが、僕の中では
2,1,3の順番で好きだ。



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