2005.4.24 ダコタ・ファニング怖い 【ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ】
評価:3
■ヒトコト感想
意図しない怖さを感じた。 オチが割とありきたりなものだが、オチよりもその過程での ダコタ・ファニングがとても恐ろしく怖い。
雰囲気のせいもあるだろうが、オチが分かったあとでもあの怖さの 理由が良く分からなかった。
■ストーリー
悲劇は突然、デビット(ロバート・デ・ニーロ)とエミリー(ダコタ・ファニング)に 訪れた。彼らの愛する妻であり母だったアリソンが、自ら命を絶ったのだ。
浴室で手首を切り、血塗れになった母の姿――それはまだ9歳のエミリーが受け止めるには、 あまりに大きな衝撃だった。すっかり心を閉ざしてしまうエミリー。
心理学者であるデビッドは幼い娘の心の傷を癒そうと、エミリーと飼い猫のセバスチャンと共に、 ニューヨーク郊外の湖のほとりある静かな町に移り住むのだが・・・
■感想
オチはある程度中盤で予想できる。特に予想を裏切るような展開もなく ミステリーの王道といった感じで物語りは進んでいく。
特筆すべきはダコタ・ファニングの演技だろう。 オチが分かったあとでも、彼女の恐ろしさがどこからくるのかが不明であるし、 あの雰囲気はとても恐怖感を増幅させる。
オチまでに行くにあたっていくつか納得できない部分もあるし、 説明不足な部分もあると思う。しかしそれを突き詰めて、もし全てを明らかにしようとすると
とても説明口調な映画になってしまい、恐怖感が半減してしまうと思うので 今の構成がベストなんだろう。
一部都心の映画館では別バージョンのオチが用意されているらしい、それはとてもショッキングな
ものらしいが、ネット上でネタバレを読むとそれほどショッキングになるのか分からないが ちょっと別バージョンも見てみたいと思った。
本作を見る場合にシックスセンスやアザーズのようなオチを期待している人にとっては、 ちょっと物足りないかもしれない。ある意味王道なミステリーで、霊的なものや
超常現象的なものとはかけ離れた結末だからだ。
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