ヘルボーイ


2005.5.4 オッサン臭い主役 【ヘルボーイ】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
アメコミ風味たっぷり、主役のヘルボーイがどうにもオッサン臭い。 まあ、実際にオッサンなんだが・・。 見た目が赤くてごつい、何か強力な技を使うのかと思ったら特技は特に無いらしい。 力は強いらしいが基本は銃で戦うのがどうにもがっかりだ。 銃を使うというのをふまえても、なんとなくだが雰囲気がシティーハンターの 冴羽リョウにかぶるような気がしてならなかった。

■ストーリー
第二次大戦中、魔界から呼びよせられた「ヘルボーイ」が、アメリカの超常現象調査/防衛局で働く。 鬼のような角が生え、自在に尻尾を動かす怪力自慢のヘルボーイが、 現代のニューヨークに現れた“死の天使”サマエルと対決。 半魚人のような水棲人間や、肉体を自然発火させるヒロインなどユニークな能力を持つキャラが 登場し、ヘルボーイの内面ドラマも描いていく・・。

■感想
見た目筋肉モリモリ、片手に特徴があり見るからに何かすごい必殺技がありそうな感じだが、 使う武器が銃。これで結構がっかりしてしまったが、出てくる他のキャラクターは 十分個性豊かでいろいろな特殊能力を持っている。 中でも水棲人間はかなり良い。一昔前の宇宙人とか人間の進化した形とかそんな感じだが、 ものすごくヌメヌメした感じも良かった。一番キャラ立ちしていた。

ヘルボーイがオッサンだというのもあるが、関西弁を話してきそうな雰囲気もある。 途中には恋愛がらみのエピソードもあるが、それもどうにもオッサンイメージが 拭い去れない。 ヘルボーイをエロキャラにすれば これほどぴったりとくるキャラもないだろう。

アメコミ風だとXメンなどとかぶってしまうが、登場キャラの数とか敵キャラなどを 考えると負けている。Xメンは必殺技も個性豊かだったしね。 本作で一番キャラ立ちしていたのは水棲人間と敵キャラではゼンマイ仕掛けのヤツは かなりよかった。予告であのゼンマイ仕掛けの敵キャラを見てから、見たいと 思ったので・・・、まあそれほどインパクトがあった。 そのあたりと比べると最後のボはちょっとインパクトが無いような・・・

ヘルボーイの得意技とボスのインパクトがあればよりよかったかもしれない。



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