ゴシカ


2004.12.11 霊的恐怖の扱い方 【ゴシカ】

                     

評価:3

日本と海外の文化の違いはもちろんあると思うけど
特に霊的恐怖の扱い方はかなり違う思った。

最初は単純なホラー映画、日本でいうところの
リングや呪怨のような感じかと思っていたが
いざ見てみると、だいぶんイメージとは違っていた。

日本の霊的な怖さって何かが居るようで、いないとか
出てきそうで、出てこない雰囲気で、恐怖感を煽るというのが
あるんだけど、ハリウッド系の怖さはホントに単刀直入に
そのものズバリを出して、恐怖を演出している。

霊的な怖さも結局は、ジェイソンやフレディみたいに直接的に
怖さを演出するような感じみただね。
今回の映画も残酷場面が多々あり、霊の表現も割と直接的
だったようね気がする。霊の定義が、他者から見えないということで
霊として表現しているみたい。

これは好みがあるから何とも言えないんだけど、僕は日本人だから
日本の霊的な怖さになれているので、恐怖感でいうと
日本の表現の方が優れているのかなーって思う。

ちょっとネタばれが入りますが・・

自分には見えて他人には見えない、霊的な物に対する行動って
他者からみると、ホントに精神異常者に見えてしまうんだと
この映画を見てつくづく思った。

実際に自分が同じ立場になったら、同じような行動をして他人からは
異常者扱いを受けちゃうんだろうんねー。それはつらいから最終的には
見えても見えないフリをしちゃうのかなぁー。

ペネロペをもうちょっと出してほしかった。

ゴシカ オススメ度
ホラー映画好きな方 :★★
ミステリー好きな方    :★★☆
残酷描写OKな方 :★★★☆


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