エレクトラ


2005.6.12 敵があっけなく死ぬ 【エレクトラ】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
デアデビルを見ていないものとしては、何も先入観なく単純なアクション映画として 見ることができた。 デアデビルを見ていればもっと楽しめたのかもしれないが、 ジェニファー・ガーナー演じるエレクトラの設定と動きも良かったし、 バラエティーに富んだ敵キャラも良かった。 日本のマーケットを意識したのか、もしくはハリウッドではこの手のものが 受けているのか、忍者がところどころに現れる。 キル・ビルが好きな人は良いかもしれない。

■ストーリー
デアデビルとブルズアイとの戦いに巻き込まれ命を落としたエレクトラは、 善の戦士の集団“キマグレ”のリーダー、スティックの手で蘇った。 彼の指導のもと、武術や銃のエキスパートとして成長を遂げた彼女は、 ある日謎の忍者組織“ザ・ハンド”から逃れた少女アビーとその父マークと出会う。 アビーに昔の自分を重ね、2人に好意を抱いていくエレクトラ。 そんな中、“ザ・ハンド”は、彼らを手に入れようと5人の刺客を放っていた。

■感想
マトリックス風な動きやキル・ビルのようなエセ日本人が出てくるが、 金はかけている印象を受けた。まあ、いうなれば今風のアクション映画なのだが、 どこかで見たような感じもするし、原作がアメコミなので受け入れられない人も いるかもしれない。

いきなり主役のキャラ付けとしてクールな殺し屋をイメージさせているが、 それがあっさりとアビー親子と仲良くなってしまうのはちょっと説得力に欠けるような 気がするが、前半は敵もミステリアスで非常に楽しめた。

しかし、後半は一転して敵キャラが様々な攻撃をしてくるが、どうにも情けないというか あっけなくやられすぎだ。特にボブ・サップなどは出てきてからものの 何シーンかであっさりとやられてしまう。 せっかくの魅力的な敵キャラをもう少し優遇してあげてもよかったのではないだろうか。

見ようによってはへんてこな日本人がアチコチに出てくるし、忍者組織も意味不明だが、 そのへんはつっこではいけないところだ。 純粋に前半のアクションを楽しみ。後半はバラエティに富んだ敵キャラの数少ない攻撃を 楽しみながら、最後はおきまりのハッピーエンドを待つといのも良いだろう。

主役のジェニファー・ガーナーとアビー役の女の子のアクションを見ながら、 二人の美しさを堪能しつつ、まったりと見るのをおすすめします。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp