ドリームキャッチャー


2005.1.20 イメージどおりの宇宙人 【ドリームキャッチャー】

                     

評価:3

雨が身にしみる季節。

正月になんか宇宙人を解剖するという番組がやっていて
それを見たんだけど・・・
専門家が見ても人間ではないらしく、映像を見ても確実に
人間ではないような気がする。それでも何故か信じることが
できない。なんでだろう??
その答えは多分出てきた宇宙人があまりに昔から言われていたとおりの
ものだったからだ。自分の中ではある程度宇宙人ってこんなものだって
いうイメージがあるが、それがそのまま出てこられるとちょっと不振に
思ってしまう。作り物なんじゃないのー?っと。
ちょっとはイメージを崩す宇宙人を期待していたからだ。

少年時代からの仲間四人はある体験をきっかけに超能力を持つこととなる。
大人になった男達は毎年恒例の山小屋でのパーティーで様々な不思議な体験を経験し、
自分たちがエイリアンに襲われていることに気がつき、戦うことになるのだが・・・

最初の雰囲気はスタンドバイミーで中盤からがらっと雰囲気が変わり
エイリアンとの攻防SFものになってしまう。
ホラーな雰囲気を醸し出しながらも、やってることはエイリアンとの
対決で、それが良い悪いは抜きにして単純に宇宙人が面白くて笑ってしまった。

最初のエイリアンはちょっとグロテスクなものが出てきたけど、
終盤のエイリアンはホントそのままみんなの想像通りの形をした
人形がでてくる(笑)
その宇宙人達が人間のミサイルに攻撃されてぼろぼろと崩れていったり
後からドンドン出てきたりしている。
見ているとホタルイカの乾燥したものが動いているような感じだ。

タイトルだけ見て、前半だけ見るとホントにスタンドバイミー風な感じで
僕としては最後までこの雰囲気でいってほしかったが、途中から「サイン」
風になってしまった。
原作がスティーブンキングで僕は未読だが、映画だけ見るといろんな映画の
おいしいとこ取りしたのはいいけどそれがうまく融合せずにおかしな映画を
作ってしまったような感じがした。

映画なんだから見ている者の度肝を抜くような宇宙人でも登場させてほしかった。




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