2005.4.8 しいて言えば音楽が良い 【code46】
評価:3
■ヒトコト感想
地味で盛り上がりに欠ける。
前編通して流れる、ある音楽はとても印象的だが、
内容があまりに乏しいような気がする。
何を売りにしているのか不明だ。
■ストーリー
徹底した管理社会になった近未来。
上海でパペル(パスポートとビザの機能を持つ滞在許可書)を製造・発行する会社で、
偽造パペルが作られていると通報があった。
調査員ウィリアムは、社員のマリアが犯人だと突き止める。
しかし、彼女にひかれた彼は、本社に嘘の報告をするのだった。
■感想
始まった直後から流れる音楽がとても印象的。
その音楽に合わせるように暗い雰囲気で物語は始まっている。
何かありそうだ、と思わせるような始まりだが
いつまでたってもその何かは始まらず、終わってしまう。
全体的に暗い雰囲気と微妙な近未来感は良いが
内容もそれにあわせて暗く、寂しい物になってしまい
特別盛り上がる部分もなく、淡々と進んでしまう。
何を売りにしているのかが見終わっても分からなかった。
遺伝子情報や記憶改変などが盛り込まれており、それなりに
興味を引かれる分野だったが、それでもはまることはできなかった。
物語が説明不足ってのもあるし、何か劇的なことがあるわけでもない。
良いところといえば、近未来な風景がホントに現実的で近い将来
こうなるのではないかというような場面をリアルに表現しているところか?
あと、音楽も良い。
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