シティ・オブ・ゴッド


2005.3.15 子供達が銃をぶっ放す 【シティ・オブ・ゴッド】

                     

評価:3

■ヒトコト感想
実話を元にしているらしい、しかしそれに気が付いたのは、 エンドロールが流れた時だ。 見る前に実話と分かっていたらまた印象が違っていたと思う。

■ストーリー
60年代後半のブラジル、リオデジャネイロ郊外の公営住宅。 「シティ・オブ・ゴッド」に集まった貧しい少年たちは、強盗、殺人にも手を染めるチンピラばかり。 その中でも写真家を夢見る少年ブスカペ、ギャングのボスを夢見るリトル・ゼ、 恋人との幸せな生活を夢見るベネらをクローズアップし、彼らの成長していく様を、 60年代後半、70年代、70年代後半の3パートでつづったバイオレンスな青春ドラマ。

■感想
子供達が銃をぶっ放す姿がとても印象的な作品だ。 DVDのパッケージにも出ているように本作のポイントは子供達だと思う。 何の罪悪感も感じずに人殺しを繰り返していく。 それが当たり前の日常になっている風景がとても良く現れている。 観光地として有名なリオデジャネイロの裏側を見た気がする・・。

コロンビアやメキシコも同じような感じなのかもしれないが南米独特の 雰囲気と危険な香りが辺り一面に漂っている。 平和な日本に住んでいる僕には想像もできない日常なのだが、 そこに住んでいる人々にとってはほとんど当たり前のことなのかもしれない。

激しい銃撃や流血もあるが、テンポ良く進んでいくので その激しさはあまり気にならなくなる。音楽も様々な曲が流れて銃で人が 殺されるのも風景にとけ込んでしまっている。 見ていて麻痺してくるというのもあるが。

ギャングが世代交代していくさまがスムーズにすすんでいくので、 飽きずに見ることができる。 最後にもまた同じ事が繰り返されるようなことを暗示させる終わり方だ。

見る人にとっては非常にショッキングで受け付けない人も多いと思うが、 テンポ良く進むので見ていて飽きずに楽しめる作品だと思う。



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