アイロボット


2004,12,24 ツルンとしたロボット 【アイロボット】

                     

評価:3

ロボットの反抗と言えばマトリックスを思い出すんだけど
今回はマトリックスよりも、ちょっとだけ現在に近く、
近い将来のロボット社会を見据えた作りになっているような
気がする。

物語はロボット研究者の死から始まり、それに対して疑問を
もったロボット嫌いな刑事、ウィルスミスが死の秘密を探りつつ
ロボットメーカーの策略やロボット社会の恐ろしい秘密に
迫るアクション映画だ。

ロボットは絶対に人に危害を加えないもの、という前提が
ないと成り立たないが、僕の中ではどうしても絶対は
あり得ないという考えだから、なんにしろロボットに
それなりの機能が備わると、それが人間に向けられる
可能性は0ではないと思ってしまう。

しかし、見ていてどうも緊張感に欠けるなあと思うのは
主人公が絶対に死なないというのが分かってしまうからか?
危険な状況に陥っても、絶対に切り抜けられると分かって
いるから、予定調和的になってしまっている。
マネキン風なロボットの風貌は、感情が無いってのを現すには
良いと思うけど。

まあ、これがアクション映画の王道と言われれば、そうかもしれないが
何かちょっとスパイス的なものがあってもいいと思った。
主役がウィル・スミスということで、多分安定して人気があるんだろうけど
マンネリ化は否めないねー。

ものすごく分かりやすい映画だから、そのうちゴールデン洋画劇場などで
頻繁に放送されたりするんじゃなかろうか。




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